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4話の展開予想
ただでも多感な年代なのに…。
でも、お菊が現れたことで、平造との間にあったわだかまりが消え、光子との絆が一層強くなるのでは。
そして、これまですこし遠慮があった寅次郎も、本当の子供になれる。
そんな展開になって欲しいです。
再び恋をする寅次郎、今度こそは思いが通じることが出来るのか気になる。
寅次郎の本当の母親がやって来て、寅次郎は初め母親の存在に葛藤するだろう。
実の母親は、なぜ寅次郎を捨てることになったのか、気になる行方である。
そんな時に寅次郎を捨てた本当の母親が現れて寅次郎の心は、乱されるのではないかと思います。
しかし、寅次郎にとって母親は育ててくれたお母さんだけだという展開になるのではと思います。
4話の感想・考察(ネタバレ)
寅次郎、生みの母に会う
寅次郎はまた恋をするのですが、それが担任の先生の娘だったので上手くいかなくて残念でした。好きになった人が子役さんが演じていましたが、きれいな子でした。寅次郎と父の平造が同じ人を好きになるのが親子で似ていると思いました。寅次郎の生みの母のお菊をドラマの「あなたの番です」に出ていた山田真歩さんが演じたのですが、寅次郎を傷つけないように話しているのが上手だと思いました。お菊が育ての母にそれとなく、寅次郎のことを聞くのですが、それも上手だなと思いました。寅次郎が最後に平造をにらみつけるのですが、それが寅次郎の平造に対する怒りだと思いました。寅次郎が友達のところに行ったのですが、そこの両親が視覚障害者でしたが、それを演じていた映画の「カメラを止めるな」に出ていた、しゅはまはるみさんの視覚障害者の演技が上手でした。
寅次郎の生みの母、現われる。
くるまやで元気に育って過ごしていた寅次郎、生みの母親菊が学校の担任を通して寅次郎と再会する。
担任の先生は悪気がなかったようだが、寅次郎の気持ちを考えると複雑な思いだった。菊が寅次郎に渡した万年筆はとても重かっただろうと感じた。
菊が寅次郎に謝る姿を無言で見ていた寅次郎が印象に残る。
菊は一目寅次郎に会いたい気持ちが、くるやまや御前様の前にまで現れ、寅次郎のことを気にしているようだったが、担任の先生を使いこのような形で再会させることになり、今まで育てていた光子に対して最大の裏切りだと感じた。
光子は見ず知らずの菊と出会い、寅次郎が自慢の息子と言ったことで菊もきっと安心だったはず。
些細なことで父親と衝突した寅次郎、これがフ-テンになるきかっけと感じた。
寅次郎は光子の優しさに包まれ、優しさを持った本当の息子に育った。
寅次郎の美しい女性が好きで堪らないという欠点にしか思えない惚れやすさは、残念ながらダメダメな父親の平造の血を引いた部分に思えてしまい、それでも全く違うのは血の繋がらない光子の注いできた愛情溢れる優しいなんだろうなと感じましたが、さすがに寅次郎も思春期に入り色々と考えてしまう中で、慕っていた英語教師の坪内の自分勝手な思いからの行動は、寅次郎に変化をもたらしたのかなと思いました。
光子が聖母のように優しさだけでできているのかと感じたのが、娘のさくらが話した言葉に反応して、つねに平造の行動は光子を思っての事と肯定的に捉えようとする場面でよくわかり、この光子の考え方があったから団子の老舗の車屋は戦争を耐え抜き経営できていたのだろうと思いました。
体が大きいもののまだ少年の寅次郎に、故意の平造と教師という立場なのに無意識の坪内の酷い行動には唖然となるばかり、ダメな男が多いという証明のようでした。
二人の母親の対面
井上真央さんが、しっかりしていて芯の強い広い心を持った光子を自然体で演じていて、ほんとに存在感があってとても良かったと思いました。育ての母である井上真央さんと、産みの母である山田真歩さんの対面シーンは緊張感があって、みどころがあって引き込まれてしまいました。散歩先生を演じた岸谷五郎さんが、独特の雰囲気で寅次郎と産みの母との、言葉にならない対面を上手く取り持とうとする演技が次場らしかったと思いました。寅次郎の子供らしい一生懸命さがとにかく可愛くて、思わず応援したくなりました。とにかくまわりの人、みんなが優しい愛に包まれていて、見ているだけで心が温かくなるドラマでした。ずっと見ていたいと思う作品で終わってしまうのが寂しいです。
父親との確執
序盤は寅次郎の実の母親が登場して、これがまた下町の蓮っ葉な芸者上がりなので寅次郎との対面もちぐはぐしますが、最後は心を通わせられます。もらった万年筆を大事に隠すところなどは、寅次郎も大人になったんだなと思いました。その万年筆を見つけ、偶然帝釈天で実母に会った養母光子も心の広い優しい人なんだなと思いました。
寅次郎がだんだんと成長するにつれ、父親との確執が大きくなってきます。
父親も不器用な人で、まるで寅次郎が大きくなったころのような人で、皮肉家なので寅次郎のピュアな心を蝕んでいきます。家族も寅次郎と父親の関係に気を使っていろいろとしてくれるのですが、なかなか良くはないません。寅次郎が父親を避ける風情が、涙を誘ってしまいます。
ラストで父親とのケンカになり、母光子にも病魔ではないかと思われる前フリも出てきます。